
神経発達症
神経発達症
神経発達症は、生まれつきみられる脳の働き方の違いにより子供のころから行動や情緒に特徴がある状態です。自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠如多動症ADHD)などがあります。
ADHD
(注意欠如多動症)
忘れ物やなくしものが多い、話を集中して聞けないなどの「不注意」やイライラしやすいキレやすい、おしゃべり、順番を待てないなどの「多動性」「衝動性」により日常生活に困難を生じます。段取り・時間の見積もり・マルチタスクの困難といった特性も認めます。お薬で特性の改善が認められることがわかっています。
ASD
(自閉スペクトラム症)
ASD(自閉スペクトラム症)は、ほかの人との気持ちの共有や会話のやりとりが難しい、表情から気持ちが読み取れないなどの「対人関係や社会的コミュニケーションの困難」と常同的な行動や、特定の音や光など感覚刺激への偏った反応など「特定のものや行動における反復性やこだわり、感覚の過敏さまたは鈍麻さ」などの特性が幼少期から見られ、日常生活に困難を生じる神経発達症の一つです。
子どもの頃は気づかなかったが、大人になり環境や役割が変化することによって特性が顕在化し、適応反応症やうつ病など精神障害を発症して精神科を受診する場合がよくみられます。このような場合にはまずうつ状態等の治療を行います。その上で、背景にある神経発達症の存在への気づきとそれに対する対策を検討します。またADHDについては薬物療法の有効性が確かめられています。当院ではコンサータの処方も行います。
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